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医療法人 医聖会 理事長 近藤徳雄
医療法人 医聖会 理事長
近藤徳雄
; 医療法人 医聖会の理事長をさせて頂いております 近藤徳雄 と申します。

新入職員へのオリエンテーションでは、
『あなたは何のために仕事をするのですか!?』という質問から始まります。

ほとんどの人が『人に感謝されたいから。』と答えます。

仕事に於けるやりがいとは、人から感謝されることに在る、というのは皆感じているようです。
そのやりがいを出来る限り与えるべく具体的に3つの行動目標を示しております。
   
一. 医学の研鑽、社会が求めているのは私達の能力なのだからしっかり医学を勉強しなさい。
二. 患者さんに対する接遇、社会人としての礼節をしっかり身につけなさい。
三. 医院全体が1つの家族になり患者さんをお迎えしなさい。

医学研鑽と患者さんに対する接遇は、能力の開発ですので型通りにこなせます。
しかしながらチーム運営は職員一人一人の心の問題になります。

どうしたら一番患者さんのためになるのか、そのクリニック運営方法を全員の対話によって考えさせております。それは職員たちの人格形成のトレーニングになっております。
この試行錯誤を繰り返して、はや20年が過ぎました。

仁徳は医師に『患者を治療しなさい。』と語り、医学はその方法を教えます。
医学と仁徳の間には矛盾は無く、同じ着地点に向かうものです。
医師すなわち専門職種としての私は“最も奉仕する者、最も報われる”を毎日、実感できます。
専門職種に携われたことに感謝しております。

しかしながら、 理事長、経営者として職員たちに臨む場合は、まったく事情は異なります。

経営と仁徳が同じ着地点に向かう事は、まずありません。
法人の理事長・社長である限りで、私は集団の利害の担い手であります。

何よりもまず経済(利益)、そしてそれを規定する法や政治。そしてそれに続く 仁徳、倫理、そして愛、この順序にならざるを得ません。

しかし、これは個人としての大切にしたい価値の順序とは実は全く逆になります。

理事長、経営者として、職員達に対し、職員及びその家族の生活を守る為、標準賃金を与え、職員の自主管理権を認め、バックアップしてゆく。その為に、利益を最優先せざるを得ません。

職員達の持つ意識や価値に思いめぐらせる時、私自身の心の中にも当惑を感じます。 職員達にオリエンテーションで質問したことを、今度は理事長としての私が、 自問せざるを得なくなります。
『うちの医療法人は何を目的としているのか?』と。

仁徳を目指すのか?経済を目指すのか?
どちらの動機がより重要な要素であるかは、経営者、職員達全員の自問すべき問題です。

私の経験を振り返りますと、職場において、奉仕の心を実践しようと努力して来た積りですが、
患者さんや職員達に対して、利益優先の心が全面的に働いてしまうと、皆様の信頼を失ってしまい、結局は多くの利益を失ってしまうことを、私は経験しました。

カントというドイツの哲学者が、 『行為の道徳的価値の固有な点とは、一切の利害を離れている所にある。』と、 言っているようです。

アメリカでは“Ethics pays”“職業倫理は儲かる”という言い方がされております。
『職業倫理は企業内部の雰囲気を向上させ、企業イメージを向上させ、ひいては 売り上げを向上させる。』と。

この両極端の格言の狭間に真実があるもの、と思われます。

理事長として、医師として、仁徳と経営の両立を目指す為に、日ごろの研鑽を積んで行きたい、そう願っております。
皆様のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
     
     
     

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